Rubyや、VB(A)、PerlなどOLEオートメーションクライアントになりえるスクリプト言語からRDEを操作することができます。組み込みマクロとは、若干勝手がちがいますが、ほぼ同等に使うことができます。

使うためには、インストール作業が必要です。コマンドプロンプトから

rde.exe /regserver

と実行してください。アンインストールのときは、

rde.exe /unregserver

とします。

なお、マクロを使うには助田さんのWIN32OLEが必要です。artonさんのActiveScriptRubyを使っている人は標準で入ってます。それ以外の人は以下から入手してください。 http://www.ruby-lang.org/en/raa-list.rhtml?name=Win32OLE

メソッド一覧については、同梱のRDE_TLB.txtを参照してください。

require "win32ole"

rde = WIN32OLE.new("RDE.Main")
5.times{|i|
  rde.Left = i * 15
  sleep 0.5
}
5.times{|i|
  rde.Top = i * 15
  sleep 0.5
}

なお、この定型文については、

rde

で略語登録してあります。

'
' Excel VBA Sample
' List up caption and filename which RDE opens
'
Sub test()
    Dim r As RDE.Main
    Set r = CreateObject("RDE.Main")
    For Each s In r.CodeWindows
        ActiveCell.Value = s.Caption
        ActiveCell.Offset(0, 1) = s.Filename
        ActiveCell.Offset(1).Select
    Next
End Sub